家づくりのこだわり

igocochiの良い家にかかせないポイント

1.性能(耐震と温熱)

<耐震性能:地震に対する強さ>

日本では現在に至るまで何度も大地震が発生し、そのたびに耐震にかかわる知見が広がっています。そのためすべての住宅の構造計算は許容応力度計算により第三者の構造設計士に協力を依頼し、等級3を確保すべきと考えています。

間取り形状はできる限りシンプルな形を基本形とし、構造区画直下率など考慮しながらご提案いたします。木組みをシンプルにすることで柱や梁の構造も美しく見せることができます。 より安全性を求めるなら地盤の固い液状化の危険性が低い土地をお勧めします。

<温熱性能:断熱性能、気密性能>

太陽光や風など自然の力を利用したパッシブ設計とエアコンなどの設備を利用した空調設計バランスを考え、断熱性能は等級6以上、気密性能はC値1以下(理想は0.5以下)を最低限基準とし室温を底上げします。

室温についてはWHOなど研究機関により18℃以上を保つことで、ヒートショックや病気になる可能性が減り健康的に過ごせると発表されています。家族みんなが健康的に暮らすことで、おのずと医療費の負担が減ります。

パッシブ設計とエアコンなどの空調計画、加えて換気計画のバランスを暮らし方に合わせることで設備に頼りすぎず心地よく過ごしながら光熱費を抑える暮らしのご提案をいたします。

これらの性能については日々新商品が生まれ、技術が進歩していくため、その都度熟考しながら定期的に更新していきます。

2.素材(本物・自然素材)

素材にはそれぞれ個性があり、それによって感じかたが違います。

その中で本物の素材には模倣品では味わえない感覚があるため、素材へのこだわりを大事にしています。

例えば体に一番触れる床板は無垢材を使うことで足先から伝わる柔らかさや体感温度もかわります。

壁は塗り壁(珪藻土・漆喰)にすることで、調湿作用により空気の質や部屋の匂いもかわります。またクロスのように将来色褪せする心配もなく、張り替えも必要ありません。

構造材や床材などに使用する木材についても幅広い樹種の中から色合いや硬さ、乾燥方法などを吟味しながら適材適所に配置します。

家全体のコストや使い勝手などバランスよく考え、石や木や金属など様々な本物の素材を部分的に組み合わせながら調和のとれた空間をデザインします。

素材

3.コスト(イニシャルコストとランニングコスト)

家づくりにおいてはイニシャルコストを抑えてもその後のメンテナンス費用や実際にかかる光熱費などのランニングコストが高くなる場合があります。

例えば、外壁に目地があるサイディングは目地を5年程でやり直し、サイディング自体も10年程で塗り替えが必要になるため、10年ごとのメンテナンス費用(ランニングコスト)をイニシャルコストに加えるとトータルとして費用が高くなります。

そのため設計段階から光熱費のシミュレーションや将来のメンテナンス費を試算しながら、トータルコストを算出して設計いたします。

イニシャルコストをおさえるために小さく質の良い家のご提案も得意です。

4.信頼できる仲間づくり

家づくりにはお客様と設計士のほかに施工店さんや大工さん、左官屋さんなど様々な職人、多くの人々が関わります。

それゆえに互いに信頼し、それぞれのプロとして時には建設的な意見を交換し合いながら家づくりを進めます。 ぜひお客様も一員として仲間に加わっていただき、家づくりを楽しんでほしいと思います。